久留米絣デザインのつづき。
「古くて新しい」をスローガンに進められているブランド化事業。
久留米絣は200年前から日常着として人々に愛され、
丈夫で使い込むほどに風合いがでてくることが魅力です。
名前の通りかすれたような染め模様が特徴で
それを活かすデザインは、何なのかを考えました。
テキスタイルデザインのコンセプトは、「普遍と偶然」。
流行を追うのではなく、自然に存在するモノや生活の中にある普遍的なものに
焦点をあててみました。
例えば、虹・雲・星空・鳥・葉っぱなど。モチーフは日々変化し続けます。
細い直線などくっきりとした模様が出しにくいという制約があるので、
絣のパターンの中にも一定ではない偶発的にできる模様があってもいいと思いました。
デザイン画はパソコンで出力するのではなく、貼り絵や水彩画を使用し、
絣を作る際にイメージする幅を広げ、職人の方々の反応に期待しました。
均一のパターンでない「あそび」のあるテキスタイルデザインの可能性を今後
も探る事で、新たなスタイルを確立できると考えています。
今回あがってきた柄を参考に、次回は各織屋さんの特徴にあった
デザインを考えてみたいとも思っています。
23日まで中央区大名にあるエンジョイスペース大名にて
若手後継者による久留米絣の展示会が
行われています。デザインした反物や小物もありますので、
興味のある方は是非足を運んでみて下さい。

デザイン画の数々。

「阿弥陀くじ」白と白に近い生成りの2色の糸とかつかっても
面白いと思うんですが。

生活の中にある絣を紹介している冊子
タイトルロゴと表紙を手伝わせてもらいました。
冊子制作はイングデザイン研究所。
イングさんには、沢山お世話になってます!いつもいつもありがとうございます。