昨年の秋から
福岡書芸院の情報発信として発行を始めた
sai。
その春号が出来上がりました。
初回の秋号では書の風景や書に関わる表具師さんの紹介をしましたが、
今回は、「今」という一文字に絞って1冊まとめてみました。
打ち合わせの中で、
父から「今という字は何から出来ていると思う?」と問いかけられ、
考えてみましたが気の利いた今が見つかりませんでした。
今の語源は、栓の蓋の形からきたそうです。
酒を飲む、瓶の蓋を開けたその時が今。
なかなか面白い題材なのでもっと掘り下げてみることになりました。
表紙や本文にも「今」を篆刻・墨絵・オブジェなど、様々な書作品と一緒に、
今とは何かを探っています。
前回よりも良い情報発信になると制作者サイドは大満足。
ご興味ある方は、郵送致しますので
メール でお問い合わせ下さい!
身近にある文字がどうやって生まれたか勝手に想像するのも面白いのではないでしょうか。

僕はくしゃみするその瞬間が「今」かな(笑)。