竹田へ通い始めて3ヶ月。
待ち望んでいた、味噌玉のパッケージが完成しました!
この味噌玉については
前回お話しましたので、
デザインの事をご紹介したいと思います。
今回味噌玉のパッケージリニューアルは、容器の形状から個数、
そして商品の味まで改良するところからのスタート。
まず容器の形状ですが、数ある中から紙箱を提案しました。
それまで、使われていたものは円筒状のプラスチックの容器の中に、
味噌玉としおりが入っていたものを、
リニューアルでは、紙箱にある多くの面を利用することで、
食べ方から味噌玉の説明等を、紙箱だけで完結することにしました。
この味噌玉は添加物を一切使わず、作り手の双美お婆ちゃんが、
原料から味噌そして味噌玉と、手間隙かけて作られるので、
デザインには、装飾を避け簡素でありながら、
手のぬくもりを感じるものを求めました。
その素材感を出す為に、紙箱は通常は裏面として使われるグレーのボール地を
表面にして印刷することに。これは内面の印刷を際立たせる狙いもありまります。
そうする事で、箱を開けた時にちょっとした驚きを
演出することにもなるのではと考えました。
このデザインを進める中で、もっと簡易的なものも作ってはというアイデアも生まれ、
フィルムに入れられた味噌玉を紙で巻いて、
マスキングテープでとめる簡易パッケージを作り、
紙箱は贈答用に、巻き紙は日常用にと用途を分けて使う事になりました。
先日、納品されたパッケージは、
ご自宅の仏壇に飾られるという
愉快で嬉しいしらせを聞きました。
最近ではテレビやラジオ等でも取り上げられ、注文が多くあるそうなので、
新しいパッケージがこの勢いを止めずに、
多くの方に知ってもらうきっかけになることを願っています。

この新しい味噌玉は6月より販売開始されます。
(左)巻紙:6個入り400円 (右)紙箱:6個入り500円

内側には全面緑で、葉にくるまれた味噌玉をイメージしてます。
うっすらと葉の模様。

こちらは味噌玉がお椀に入っているイメージです。
模様は、漆器を思わせたり、月だったり、味噌玉だったりと抽象的にしています。
【味噌玉の掲載ブログ】
双美おばあちゃんの味噌玉日記
江副直樹ブログ
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たけた大好き 事務局便り