手の間のサイン計画で、アクリル看板と暖簾を作成しました。
出版、企画展、講座、角打をとおして、
手仕事を伝える「手の間」を、もう少し通りから目立つように
また、どういった事を行っているのかを、わかりやすくしたいというご要望から、
暖簾を提案しました。
しかも、お店までの長いアプローチを利用して、暖簾を三枚掛けることに。
そして、オーナー田中さんのアイデアで、
それぞれに活動を代表するアイコンを入れる事にしました。
一枚目には手仕事の空間を表すモチーフの「手」を。
その次に、食を表す「稲」を、そして最後に出版を表す「紙と鉛筆」の暖簾を
染の型紙をつくる要領で、紙を切り抜いて絵柄を作成。
その他に、ビルの壁面にもともと用意されていたスペースにも
看板を入れました。そこには、アイコンではなく活動を表す漢字を並べています。
お客さんから「山笠だから暖簾?」と尋ねられたそうです(笑)。
田中さんは「これからは、そういう心意気です」と答えられたようで、
デザインしたものとしては嬉しい限りです。

暖簾は日に焼けることを考えて、明るめに染色したのですが、
真新しく、鮮やか過ぎる結果に。早く馴染んでほしいなぁ・・・。
今回、いろいろと勉強になりました。

通りからは目立つようになりました。
〈手の間に関する過去の記事〉
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