福岡県行橋に明治40年から開局したエノキヤ薬舗という薬局があります。
PRプロデューサーの
廣江さんが、この薬舗のPR戦略を手がけられていて
ブランド力をつけていく必要があるということから、今回お声掛け頂きました。
余談ですが、廣江さんは
元気計画で講師を務められている
料理研究家の
宮成なみさんの旦那さんで
偶然、ご自宅が徒歩1分というご近所さんでもあります。
当初、エノキヤ薬舗の皆さんがデザインにあまりなじみがなかったので、
将来のビジョンをラフスケッチで描くということから始め、
ロゴマーク・オリジナル商品のパッケージデザインを制作。
歴史ある薬局のロゴマークなので、
先代からの教えを受け継ぎ、今の時代にあった薬局を象徴するようなモノにしました。
先代が薬を調合する姿をロゴマークに
ロゴタイプは歴史を感じさせつつ、古くさく固くならないよう、
隷書体をモダンにつくり込んでいきました。
エノキヤ薬舗は、原末を仕入れられていて、
相談をうけてお客さんにあった薬を調合する事ができる強みがあるので、
名前も全て漢字にして、「相談」つけて提案しました。
パッケージは、店頭で販売する漢方とサプリメントの2種類を
色で識別出来るようにし、名前もパッケージ統一にあたって、
漢方は原料名を漢字で、サプリは効能をひらがなでオブラートに。
お客さんがイメージしやすいように変更していきました。
今は店舗のみの販売ですが、今後クリニックや提携サイト「
相談堂」でも
扱えるようにされるそうです。

お店では、明るい女性スタッフの方が働かれているので、
優しさや安心感といった要素も伝わる様に制作しました。

オリジナル商品パッケージ

服用内容を書き込める、ショッピングバック

ラフスケッチ
イメージし、その気になってもらうことが大切だと実感した仕事。