福岡書芸院の季刊誌sai8号ができました。
完全に発行の時期は春と秋から、冬と夏になってしまいましたが(笑)。
今回は、「アフリカの物達と」というテーマでつくっています。
前崎鼎之の20代の古美術探訪からはじまり、
柳宗悦に出会い、アフリカの物へ辿り着くまでを綴っていて、
結構面白い内容になったと思っています。
貨幣やお面や楽器や様々な道具は、
使い勝手が良いかはよく分からないですが、
その造形の持つ力は、簡単に形容できるものではありませんが
とても心の奥に残るものがあります。
「大芸術家のピカソやクレーでさえ及ばない生命や美の起源を感じさせる大きな世界の存在を感じた。個人の仕事はどんなに超人的であろうと一人である。どうあがいても個人の色でしかない。人の営みの面白さは他との関係にある。その関係の中から生みだされてくる土俗的な物の中に、個人を超えたとてつもない輝きを湛えたものが生まれてくる。」前崎鼎之
このアフリカの物達は、9月4日〜9日に
アクロス福岡2Fで開催する福岡書芸院の書展で
書の作品と一緒に展示しますので、足をお運び頂けたらと思います。
今回は、季刊誌のPDFデータ(3.2MB)もつくってみました。
【こちらからダウンロードください】
いつもごとく、季刊誌Saiにご興味のある方は、無料でお送りいたしますので、
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(※を@に変えて下さい)