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寒い空間で考える
昨日、今日と一気に冷え込み暖冬はいずこへ?と言った感じでとにかく寒い!

以前ギャラリーの壁にコンパネを張り巡らせて暖かいと言いましたが、あれは勘違いのようです。僕がこの広い空間で照明・暖房器具を使い作業することは、けして環境の事を考えていると言えません。そこで出来るだけ明かり・エアコンを消し、ストーブを抱き作業をすることに。でもこれではいかにも細々とやっている感じが出てしまい、人を招ける空間には程遠い状態・・・。また対策を考えないと。

格好のいいデザインの前にまず、資源の無駄使いをなくす事を考える。
これが今後やっていく仕事の1つのルールにしたいと思います。

寒い空間で考える_f0120395_10564664.jpg

ちと明るすぎ?
# by seiichi_maesaki | 2007-02-03 12:02
ビールは瓶で
僕は淡遠(実家で営んでいる福岡書芸院の会誌)の裏表紙に、イラストを毎月描いています。今月からは環境問題をテーマに始めました。書きたい事はいろいろあるのですが、まず子供から大人まで幅広い方に興味を持ってもらう為、出来るだけ簡単に読み易くしました。

うちの愛犬の対話です。
タイトルは「グリとロクの世犬話」

ビールは瓶で_f0120395_23183750.jpg


テーマは「瓶ビール」
第1号にしてはターゲットが狭かったか・・・。
ビールが好きなせいか、1番自信があったんです。
# by seiichi_maesaki | 2007-02-01 23:20
ドイツからの便り
ドイツの友人夫婦から、ひと足遅いクリスマスプレゼントが届きました。
どうやら、サンタは船でやって来たみたいです・・・。
箱を開けると、たくさんのお菓子と一緒にメッセージが、

クリスマスおめでとう
  開けまして;あけまして

翻訳ソフトを使って日本語でしっかり書いてくれてました。でも笑える。

友人はアイルランドでのシェアメイトで、すごく勤勉で気前のいいルーマニア人。
旦那さんは、1日10キロはサイクリングしないと憂鬱になるというスポーツオタクで倹約家のドイツ人です。
バカンスは妻はビーチで1日中読書、夫はサイクリング。別々に行ったら?と思ってしまいますが、
すごくバランスのとれた夫婦です。

ドイツに行った際、家に泊めてもらいましたが環境に対する意識がとても高く、感心しました。
燃えるゴミは紙とプラスチックは別に、飲料水は再利用出来る瓶を購入。
地元のお祭りにも行ったのですが、飲み物のコップはすべてグラス(返却すればグラス代返金)という徹底ぶり。
ドイツではサッカー観戦でもグラスを使用しているようです。
モラルがあるんですねぇ、日本も見習わないと・・・。

来年あたり、友人が日本に旅行に来るそうなので、しっかり働く段ボールコンポストを
披露したいと思ってます。

ドイツからの便り_f0120395_11182561.jpg

中身はもちろん段ボールや包装紙など、異国の匂いがたまりませんね。


ドイツからの便り_f0120395_15273159.jpg

友達がワイナリーに連れて行ってくれた時の記憶。
店主と看板犬です。
# by seiichi_maesaki | 2007-01-27 11:25
使うものは自分で作る
新しい机が完成しました。

今回のギャラリー改修にあたり、作業机が新しい空間のコンセプトの中で
重要な役割を占めていました。
ギャラリーの雰囲気を壊さない作業机。以前もお話ししたように、
お金をかけないカッコイイ空間作りがモットーなので、これもやっぱり手作り。
欲しい机を買うとなれば、数十万円はするであろうところが、
作ってしまえば材料費は2万円程度、何より作り上げる喜びがもれなく付いてきます。
手作りの物には、用途に合わせて素材選びができ(基本的には木か鉄という選択ですが)、
アップグレードも自由自在(基本的には穴をあけるか、溶接するかですが・・・)という利点があります。

以前自分で家を建てた方が、おっしゃってました。
「こんな楽しい工作を、お金を払って他人に作ってもらう訳にはいかん。」

夢は広がります。

使うものは自分で作る_f0120395_14334125.jpg

なかなか大変。


使うものは自分で作る_f0120395_14342731.jpg

鉄板は長さが足りなかったので、接ぎ足して使用。溶接の跡も「味」ということで。
# by seiichi_maesaki | 2007-01-24 14:54 | アイデア
ギャラリー事始め
今日から、祖母の傘寿を記念しての書作展がギャラリー聚で始まりました。
祖母の作品集のデザインに携わったことや、ギャラリーを改修して初めての企画展ということもあって、
この書作展に対する思い入れは一入です。

数字に弱い文系の父と僕、計算を間違うやら、測って切った材木の長さが足りないやらで、
改修工事は昨日までかかる始末・・・しかし実際自分たちで体を動かし作業していくと、
頭の中で描いたデザインと現実に素材が作り出す空間の違いに、
良くも悪くも驚かされることが多くありました。
作品集も同様に、いくら見本を作ったとしても平面で考えるデザインと、
実際に本という立体物を手にして見る感じは違います。
それも素材である紙の質感・厚さ・大きさ等だったりするんですね。
以前勤めていたデザイン会社の社長から「出来上がりを想像出来てないだろ?!」って
よく怒らたことを思い出します。何事にも経験第一、皆様どうか僕に経験を!

話が横道にそれましたが、ギャラリーは連日の肉体労働の甲斐あって、
ドタバタではありますが無事作品の飾り付けも前日に終えることが出来ました。
作品が並ぶとやはり雰囲気が一段と良くなりますね。
お時間のある方は是非、見に来てください。

前崎南滄傘寿展
1月16日[火]〜28日[日]
場所 ギャラリー聚
時間 12:00〜18:00
休日 22日[月]・23日[火]

ギャラリー事始め_f0120395_10401125.jpg

床を剥がした上に、鉄板を敷いた床の間がお気に入り。

ギャラリー事始め_f0120395_10403856.jpg

祖母は毎日赤い服を着ているので、表紙は真っ赤。

ギャラリー事始め_f0120395_1041165.jpg

だいぶ、自分に酔ってます?
祖母の作品への思いが、この本を通して手にする方の心に届けばと思っています。
# by seiichi_maesaki | 2007-01-16 18:25 | 展示会